鹿児島黒豚の今後2
平成24年6月22日
鹿児島県豚肉共励会
鹿児島県内の各地区より出品された豚肉の共励会
わが農場の黒豚肉も出品させていただきました。
我々生産者は屠場に生体で運びそのあとの作業(屠畜)はあまり目にすることがない
今回の共励会出品すると自分の豚肉を枝肉で目視できます。

審査員(格付け員)より丁寧に豚肉とは、何ぞやを聞くこともできました。

伊佐農林高校や市来農芸高校の学生さんたちも見学にこられてました。勉強になりました。
でも、豚肉って流通過程でその役割がいくつかあります。
一つに安くておいしい動物性蛋白質・
簡単に言うと鶏肉の代用品??
牛・豚・鶏と並べて価格で言ったら限りなく鶏肉に近い・・
鶏の消費が冷え込めば豚肉の消費が増える=豚肉の価格が上がる
主役になれない無くてならない脇役的な食材
だから、豚肉の価格(格付け)は味覚じゃ無い。と僕は思ってます。
用は、精肉店がほしい歩留りが良い肉。背脂肪率とか枝肉重量とか・・
ここに、豚肉本来のうまみ成分が㌫で表示されるとか、あったら精肉店には、嫌われるかもしれないが
料理人にはうれしいだろうな・・・・

食べて本当においしい豚肉って背脂肪とか枝肉重量とかあんまり関係なような・・・
どうしよう・・美味しい豚肉造りをやればやるほど・市場が求める黒豚じゃなくなっていく・・・
