豚流行性下痢(PED)
この病気昨年冬頃から、TV・新聞等でご承知の皆様も多いかと思いますが
ついに我が農場のすぐ近くの農場でも発生。。
自己防衛しかないのでなるようにしかならないのですが・・・・・・・・・
消毒の徹底位しか防疫の方法もなくただただ見守るしかない・・
そんな状況です。
さておいて
このPED平成26年4月15日現在(鹿児島県のホームページより)
全国で83000頭の死亡豚が発表されています
鹿児島県は27000頭
ちょっと電卓を叩いてみました
83000頭×30000円=2490000000
24億9千万円
これだけの豚が現実にいなくなり
全国の養豚農家が経営にダメージを受けてる現状。。
それと別の角度で
てことは豚がいない→豚肉が足りない→豚肉の価格上昇
こんなイメージが浮かんできますが、我々生産者の価格は上がって来ません
豚肉の価格が上がるときって牛さんや鳥さん・口蹄疫や鳥インフルエンザ等
消費者の買い控えの時のみ上がる気がする???
こんな感じで1次産業者は自分たちで育てた商品の価格決定権を持てない
だからみんながやりたがらないし、後継者も育たない
だからこそ目指します。
自分たちの育てた商品を自分たちで売って行く事を
色んな販売チャネルを使って
綺麗ごとかもしれませんが
もっともっと儲かる仕組みも考えなきゃ・・・・・・